強化編
- Q1パワーボードはサイディングに比べて重いので、地震の時に脱落する心配がありませんか?
- A1
実はパワーボードはサイディングより(単位体積あたり)軽いのです!
なんと水にも浮くほどなんですよ。
でも厚みが3倍くらいあるので、家全体としたらほぼ同じくらいの重量になると思われます。
また、阪神大震災の倍くらいの地震がきても亀裂が入りません。
実際の地震でも問題ありませんでした。
- Q2施工当初は大丈夫でも、長い年月の間にパネルにひび割れが起きたり、反ったりする心配はありませんか?
- A2
心配ありません。
パワーボードは陶器などと同じ無機質材で、さらにダイアモンドと同じように、結晶化したコンクリートですから
火災や長期間の日照、降雨や積雪など厳しい自然条件のもとでも、変形することはありませんのでご安心ください。
これに対してサイディングは非結晶基材のため、火や熱・水により収縮や反りが発生して、
水漏れや結露などの不具合が発生する可能性が高いのです。
- Q3大きな台風がきても、大丈夫なのですか?
- A3
大丈夫です。
パワーボードは、台風の通り道の鹿児島や高知の設計上の許容値を大きくクリアしていて、たわんだりすることは全くありません。
また、台風のときに物が飛んできてあたっても、車のフロントガラスのような粘り強さがありますので、表面が傷つく程度で補修も簡単です。
サイディングの場合、割れてしまい、壁体内に雨水の侵入を許すだけでなく、補修がきかず、張替えになってしまいます。
(最悪なのは、そのサイディングが廃番もののときですね…)
各種性能編
- Q1パワーボードの耐火性について知りたいのですが?
- A1
パワーボードは、内装の制限の無い防火認定を受けた耐火性能のきわめて高い外壁材です。
内装の制限がありませんから、自然志向のお客様は板張りで対応できますし、梁や柱を出した仕様も可能ですよ。
他の外壁材だと内装を張ってから、板を張ったりしないといけないので、コストもアップしますし、内装設計の自由度がなくなります。
- Q2パワーボードはサイディングに比べ、断熱性能は高いのですか?
- A2
問題になりません。
単体の性能差は3倍以上でしょう。
それに、パワーボードは今トレンドの外断熱の効果も発揮しますので、断熱材とあわせることで、より高断熱な快適性を発揮できると思います。
- Q3遮音性能は、サイディングよりも優れているでしょうか?
- A3
全く比較になりません。
パワーボードの多機能さは、外壁以外にずいぶん前から遮音材そのものとして、間仕切りや床遮音材としても使われています。
サイディングが、それ自体遮音材ではないので比較の対象にはならないと言っていいでしょう。
その他
- Q1パワーボードは吸水性の高い材料と聞いていますが、防水性に問題はないのですか?
- A1
問題ありません。
パワーボードは、塗装によって防水性を確保します。
その塗装技術はすでに確立されたもので、たとえ経年による防水の劣化が進行したとしても、
その表面のわずかな吸水はパワーボードの調湿機能によって放湿されます。
また基材変形の無いパワーボードは、基材吸水による雨漏れに至ることはありません。
リフレッシュにより、新築当初の防水性が確保されますよ。
- Q2サイディングの塗装品の方が長持ちするのではないですか?
- A2
そうとはいえません。
塗装の耐久性は、使われる塗料の材質と塗布量で決まります。
サイディングの塗装品は、工場で一定の品質を確保しているかもしれませんが、
その塗布量は非常に薄く、材質によってはずいぶん早く防水層の劣化がおこるのではと感じます。
パワーボードは現場塗装ですが、その塗装技術は確立されていますので、
施工さえ間違いが無ければ、その耐久性は塗布量の点から言っても、サイディングよりもよいものといえるでしょう。