パワーボードって?
パワーボードはJIS A 5416(2007)軽量気泡コンクリートパネル(ALCパネル)に規定される
「ALC薄型パネル」です。 木造住宅の外壁として生まれました。
(→詳しくは旭化成ホームページをご覧ください)
パワーボードの特徴
旭化成建材のパワーボードは
日本の木造住宅のために開発された
外壁用のパネルです。
パワーボードの発売は1980年。
ALCの優れた性能を木造住宅でも可能にするために開発された、木造住宅専用の外壁材です。
37ミリという厚さは、他の木造用外壁材に比べ高い防火性や遮音性をもたらすとともに、
建物に重厚感や高級感を与えてくれます。
また、気乾比重0.6の軽量性により、木造の構造体にも負担の少ない外壁材です。
パワーボードの優れた性能は、木造住宅における30年以上の歴史と実績が証明しています。
- 耐久性
- パワーボードは経年変化に強く、とても安定した素材(トバモライト結晶)で構成されています。 乾燥収縮率や熱膨張率も小さく、反り・たわみ等の変化が起きにくい材料です。
- 防火性
- パワーボードは火や熱に強いコンクリート系外壁材です。 素材は無機質の珪石などであるため、炎や熱を受けても発火することがなく、煙や有毒ガスも発生しません。 また、内部の細かい気泡が、熱の伝わりも抑えます。
- 遮音性
- パワーボードは、音の反射が大きく音を通しにくい素材です。 さらに壁体内に伝わった音は、37ミリの厚さ内に無数にある独立気泡が吸収するため さらに遮音効果を発揮し、室内への音の侵入を低減します。
- 意匠性
- コンクリート系特有の質感とパネルの厚みで、 木造住宅の外壁に重厚感のある、落ち着いた雰囲気を作り出します。 標準パネルに加え、デザインパネルがあり、組合せにより多彩な外観を創造できます。
- 調湿性
- パワーボードは内部に無数の気泡を有しており、 水蒸気を通しやすい外壁材です。この為、冬期の壁体内結露対策にも効果を発揮できます。
- 断熱性
- パワーボードの素材は軽量気泡コンクリートです。 パネル内部の無数の気泡の働きにより、木造住宅用外壁材の中では優れた断熱性を持っています。